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POSレジのOSは何がおすすめ?店舗規模などに合ったおすすめOSをご紹介

OS(オペレーティングシステム)は、ハードウェアを機能させるために欠かせないシステムで、パソコンやスマートフォンで馴染みのある言葉です。WindowsやiOS、Androidなどが有名で、POSレジもOSが組み込まれて動作しています。Windowsが主流ですが、iOSやAndroidのPOSレジも増えているので、どのOSが良いのか悩みどころです。

そこで本記事では、POSレジのOSについて、主な種類やどのOSが良いのかをご紹介していきます。POSレジのセキュリティ性やカスタマイズ性に関わりがあるので、POSレジを選ぶ前にチェックしてみましょう。

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POSレジのOSの種類

パソコンやスマートフォンのOSとしても有名なWindowsやiOS、Androidは、POSレジのOSにも採用されています。3つのOSについて特徴を説明していきます。

Windows

Microsoft社が開発しているWindowsはOSの代表格で、パソコンと言えばWindowsという方も多いでしょう。Windows95から始まり、Windows XP、Viistaと続き、現在はWindows10が最新です。POSレジにおいてもWindowsが主流で、多くの店舗がWindowsで動いているPOSレジを使っています。

iOS

Apple社が開発するiOSは、パソコン用のMac OSに対して、iPhoneやiPadに対応したOSです。Apple製品に限られるOSですが、タブレットPOSレジの普及を受けて、iPadを使ったPOSレジシステムも増えています。操作性の良さが特徴で、直感的操作ができるPOSレジを利用できます。

Android

iOSと同じくスマートフォンで馴染みのあるAndroidは、Google社で開発されたOSです。iOSはApple製品のみに対応していますが、Androidは他社にも公開されているので、シェアを広げています。POSレジでもWindowsに次いで、利用者を増やしつつあります。

POSレジシステムのほとんどがWindows

WindowsやiOS、Androidをはじめとして、OSの種類は他にもありますが、POSレジシステムで利用されているのは、ほとんどWindowsです。Windows XPに始まり、現在は組み込み型のWindows10 IoTがリリースされ、サポートが終了したWindows XPからの入れ替えなどに対応しています。

Windows XPが組み込まれたPOSレジは、通常通り使うことができるものの、セキュリティや動作に不安があるので、既にPOSレジを導入している店舗も他人事ではありません。動作に不良があった場合でもサポートが終了していることから、利用者自ら対応する必要があります。セキュリティについては、サイバー攻撃を受けてしまえば、POSデータや顧客情報などが漏洩する可能性が高いです。

セキュリティや安定性の観点から、サポートが継続しているWindows10 IoTを組み込むか、またはWindows以外のOSを使用したPOSレジに入れ替えるかが必要になり、既存ユーザーもこれからPOSレジを導入する事業者にとっても、OSは考慮すべきポイントと言えるでしょう。

POSレジにはどのOSを選ぶべきか

これまではWindowsが主流でしたが、iOSやAndroidの選択肢もあり、どのOSを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。店舗規模や活用方法に合ったOSをご紹介していきます。

大規模店舗にはWindowsが最適

Windowsは、タブレットPOSに搭載されることの多いiOSやAndroidに比べて、据え置き型POSレジやPCポスでもしっかりと動作するスペックを持っています。量販店や小売店など大規模店舗においては、Windowsのパワフルなスペックが最適で、POS機能の活用や店舗全体・複数店舗を一元管理することができます。

小規模店舗にはiOS・Androidがおすすめ

小規模店舗には、Windowsのスペックを持ったPOSレジは持て余すかもしれません。カフェやサロンなどでは、iOSやAndroidのタブレットPOSレジでも十分に役目を果たしてくれます。操作性や携帯性を活かして、会計だけでなく、顧客対応や在庫管理などにも活用できるので、売り場でもPOSレジを使いたい店舗にもiOS・Androidがおすすめです。

カスタマイズ性ならAndroid

Androidは、オープンソースOSとも呼ばれていて、誰でも気軽にアプリ開発をすることができます。POSレジを導入した後に必要な機能をアプリケーションで追加できるので、常に店舗や社会の変化に対応したPOSレジを利用可能です。カスタマイズ性の高さは、あらかじめ高価なオプション機能をつける必要もなくなり、コスト面でもメリットがあります。店舗に合ったPOSレジに常に変えていきたい、コストをおさえてPOSレジを導入したいという場合にAndroidが適しています。

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パソコンPOSシステムはOSに左右されない

パソコンPOSシステムは、既存のパソコンにPOSレジソフトをインストールしてPOSレジとして使います。WindowsやMac OSなどパソコンによってOSが違いますが、パソコンPOSはOSに左右されないので、どのOSのパソコンでもPOSレジとして利用できます。POSレジソフトは継承され、パソコンの交換も可能です。使い慣れたOSでPOSレジを使いたい場合は、パソコンPOSも検討してみましょう。

まとめ

POSレジのOSのほとんどはWindowsですが、iOSやAndroidを使ったPOSレジも増えつつあります。大規模店舗にはスペックが高いWindows、小規模店にはiOSやAndroidがおすすめです。またAndroidはカスタマイズ性にすぐれているので、導入後のカスタマイズや導入時のコスト削減を可能にします。OSの特徴を踏まえて、店舗規模に合ったOSのPOSレジを選んでみてくださいね。

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